遺言がない場合の相続
被相続人が亡くなった時に、遺言書がみつからない場合はどのようになるでしょうか。
一般的な流れを説明していきたいと思います。
①相続人の確定をします。
必要となってくる戸籍は、亡くなった被相続人の出生~死亡までのものとなります。
なぜ出生までさかのぼって必要なのかといいますと、本人が黙っていただけで、実は隠し子がいる、ということも結構あるのです。
なので、出生~死亡まで全ての戸籍を確認する必要があります。
また、配偶者がいない、子がいない、兄弟もいない、両親も亡くなっている、などの場合、どんどん遠くの親戚に相続権が移っていくため、個人での相続人の確定が複雑になることもあります。