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相続の承認って何?

公開日:2018年10月11日 カテゴリー:コラム, 未分類 タグ:

単純承認とは

単純承認とは、相続を単純に承認してしまうことで、これによってプラス分もマイナス分も遺産をまとめて相続してしまいます。負債も相続するので、遺産の中に借金などの負債が含まれていると、相続人はその負債分の支払をしないといけなくなります。

限定承認とは

これに対して、限定承認の場合には、債務超過の場合には相続する必要がなくなり、プラスが多いときだけその分を相続出来るので、借金支払いの必要はありません。

相続放棄とは

相続放棄とは、相続全体をしないで放棄してしまうことです。相続放棄をすると、プラス分もマイナス分も区別なく、一切の相続をすることがなくなります。遺産の中に借金が含まれている場合には、その支払いの必要がなくなりますが、遺産のプラス分よりマイナス分の方が少なかった場合(差し引きするとプラスになる場合)であっても、一切の遺産を受け取ることができなくなるデメリットがあります。この点、限定承認なら、プラス分がマイナス分より大きい場合、プラス分を相続することができるのでメリットがあります。